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テキストサイトを懐かしむ30代。雲井の日記です。

インド旅行記「紫ニットに追いかけられる危険なデリー」

   by 雲井 あき

インド旅行記「紫ニットに追いかけられる危険なデリー」

列車のチケットを買うためにインドのデリー駅に向かうはずが、旅行ガイドブックを読み間違えてスラム街に迷い込んでしまいました。

それから突如、人生初めてのオートリキシャに乗る機会が訪れたことを
前の記事 インド旅行記「デリーで初めてオートリキシャに乗った話」に書きましたが、リキシャに乗ったはいいものの、

「運賃をぼったくられないか!?」という私の心配をよそに、オートリキシャはでこぼこ道をグングンと進みました。

そして10分後。着いたところはデリー駅ではありませんでした。

という話の続きです。

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インド旅行記「初めてのオートリキシャ」の続き

リキシャマンが「到着した」と言いながらリキシャを止めた場所には鉄道らしきものはなく、ただのプレハブ小屋の前でした。

(え、ここがデリー駅?)

どう見ても違うので、リキシャマンに再度言ってみました。

「私はデリー駅に行きたい!」

されどリキシャマンは目の前のプレハブ小屋を指差します。

……困った。どこからどう見ても目の前に駅はない。列車の「れ」の字も見られない。ただのこじんまりとしたプレハブ小屋があるだけだ。



(もしかすると、このプレハブ小屋のドアを開けるとアラ不思議! デリー駅じゃーん!じゃーん!)

とは、ならないだろう。

……。

私はそこで自分の言ったことを思い返してみる。

確か、デリー駅には行きたいと言った。

で、話の流れで「電車のチケットを買うために、デリー駅に行きたい」と言ったような気もする。
そう、チケットを買いたい。と。

とすれば。。。

そう、ここはインド。騙す人や嘘をつく人が多い。
もしかすると、目の前のプレハブ小屋は偽物の電車のチケットを売るようなお店じゃなかろうか。。

そんな予感がした私は右手に強く握りしめて、もうグチャグチャになった旅行ガイドブックをパラパラとめくってみた。
すると、なんとガイドブックのそこには目の前のプレハブ小屋の写真が写っている。

補足
「このツーリストで偽物のチケットを買わされないようにインド旅行者は注意。」

…うわー!!!!あっぶねぇー!!!

このリキシャマンはグルだったのか!危うく騙されるとこだった、いきなりインドの先制攻撃来た、ものすごく身構えていたのにド直球で来たー!!

私のつたない英語でデリー駅に行きたいことが伝わらなかったわけではなかった。そしてリキシャマンは運賃をぼったくるわけでもなかった。
偽物のチケットを買わそうとしていたんだ。

そのことにやっと気がついた私は、とりあえずもうその場所を離れようとリキシャマンに50ルピー支払い、その場を後にしました。
(このとき初めてのリキシャに、交渉する余裕はありませんでした)

紫ニットに追いかけられる(デリーのコンノートプレイスにて)

いきなりよく分からないところに放り出された私は、テクテクと歩き、とりあえず大通りまで出ることにしました。

そして自分がどこにいるのか把握しようと思い、身だしなみがしっかりとしていそうな紫のニットを来ているインド人に話しかけました。

私「あの、ガイドブックで言うと、今どのへんなんでしょう?」

すると紫ニットさんは
「あぁここはコンノートプレイスというところだよ。」
「どうしたんだい?」

「サンキュー!いえいえ、電車のチケットを買いたくてデリー駅に」

「なるほど、案内するよ」

紫ニットがまさかのデリー駅に案内してくれるとのこと。私は後ろからついて行くことにしました。すると、さきほどのプレハブ小屋の方面へと……。

あれ、ちょっ、ちょっと待って。
もしかして〜。。

予感は当たり、同じ偽物のチケット屋さんに連れて来られました。

(も〜どうなってんだ〜w)

私はとりあえずお例だけを言って「ノーサンキュー」とか言いながらその場をそそくさと離れたと思います。去りながら後ろを確認すると、紫ニットは携帯で誰かとお喋りしているようで、まぁ私みたいな人がよくいて慣れているのかなと思いました。

(あー地図を頼りになんとか自力で行くか!)

そう思いなおして歩いていたところ、ふいに後ろから声をかけられました。

「ドウカシマシタ?」

インド人に声をかけられました。おそらくガイドブックを持ってウロウロしていたからでしょう。

「いえいえ、なんでもないです^^;」
立て続けにプレハブ小屋に連れ行かれたことに、私は声をかけられると適当にあしらうようにし始めました。

(しかし、さきほど声をかけてきたインド人も紫のニットを着ていたな。流行っているのか。。)
なんとなく後ろを振り返ると、その紫ニットのインド人(2人目)は携帯で誰かと喋っていました。

……。

私は足早にコンノートプレイスから離れようと思いました。
すると、目の前には携帯で誰かとお喋りしている、またしても紫のニットを着ているインド人が!そしてこちらを見ています!

Oh NOー!!

(あとで知ったけれど、どうやらインドデリーのコンノートプレイスは日本人が歩いているとカモにされやすいスポットの1つだったようで、私は真っ白な服を着ていたために格好の的だったみたいです。)

あの手この手で連携しながら紫ニット達は偽物のチケットを買わせようとする手口に、だんだんと可笑しくなってきました。
インド旅行2日目から貴重な経験をしているなーと。

(しかし、なんで紫のニットだったのかは今でも分かりませんが。カラーギャングみたいな感じだったのかな)

そんなこんなで、それからも様々な人に声をかけられ続けてやっと自力で到着したデリー駅。
着いたのはホテルを出てから約3時間後でした。

それから、チケットを購入して、もうなるようになれと、ホテルまでの帰りはオートリキシャに乗ることにしました。だいぶんと歩いて疲れていたために。

そして、適当にオートリキシャに声をかけられてホテルまで帰ること……5分。

ホテルからデリー駅まで、5分で着きました。

なんだったんだ私の3時間は!

そんな、インド旅行記2日目のできごと。

(※ インド旅行記はまた適当に書きます)

 - インド旅行

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