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テキストサイトを懐かしむ30代。雲井の日記です。

人生は選択の連続である「選択肢」に気づかず過ごす日常

   by 雲井 あき

人生は選択の連続である「選択肢」に気づかず過ごす日常

「ピピピピッ」

目覚ましの音が鳴る。
朝の6時30分。

スマートフォンのアラーム時刻は10分後にも設定してある。二度寝用のためだ。

私は……

A:起きる!!
B:二度寝する。

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人生は選択の連続である。

10分後に再び起床のアラームが鳴り、体を起こして出かける準備をする。仕事だ。

寝ぼけながら黙々と服を着替えてリビングに向かうと、テーブルの上には昨日の夜に妻が用意してくれたカップヌードルとアルミに包まれた何かがある。

これが今日の私のお昼ご飯。
日によって手作り料理だったり買い置きだったり、食べに行くこともある。
小さな子供がいるので、ケースバイケースだ。

(このアルミホイルの中はおにぎりかな……)

お昼ご飯をカバンに入れようとしたところで、昨日会社に小さなウエストポーチで出勤したことに気がついた。

これでは入らない……

A:カバンはそのままで適当な袋にご飯を入れていくか。
B:大きめのカバンに入れ替えるか。

家を出る時間が迫っていたのでバタバタするのは嫌だなと考え、私は適当なコンビニのビニール袋に物を詰め、モッズコートをはおり靴を履いて出かけた。
外は寒い。

数分後、駅に着きホームへの階段を上りきったところで電車が出発しようとするアナウンスが聞こえた。

A:朝から走るのはちょっと……。
B:やれやれ、走るか。

小走りで電車に乗り込む。

間に合った。大きめのカバンに入れ替えていたら乗れなかった。
座席に座り、私は目をつむりながらブログのネタを考えていた。

最近あった出来事。
感情を動かしたもの。
家族のこと。
生き方。
得意なこと。

好きなもの……。

(そういえば、最近好んでする趣味というものがないな……)

走ることが好きだった私はマラソン大会に出たりと、よくジョギングをしていたが、今は生活環境が変わりほとんど走っていない。
ほかに何が自分は好きなのか考えを巡らせてみた。



……サウンドノベル。

そうだ、学生の頃『かまいたちの夜』というチュンソフトのゲームにハマったことを思い出した。

このゲームは小説のような文字を読みながらストーリーを追い、たまに出て来る主人公の行動や思考の分岐点を自分の判断で選ぶといったもの。
選んだ選択肢によってストーリーの進行が変わり、エンディングも様々用意されているといったもの。

(そういえば、いつかの年末年始を使ってやり尽くしたっけ)

(……ブログの内容に、自分の思考の選択肢を入れるとどうなるんだろう。)
(そういえば、今日も何の気なしに家を出たけれど、それも自然と選択肢が用意されていて、自分で選んだ行動なんだよな。)

サウンドノベル系ブログ。みたいなものか。
そのような想像をしながら、思ったことをスマートフォンにメモをしていると目的の駅に着いた。

電車から降りる際に乗ろうとする人と軽く肩がぶつかる。
しかし、こういうのは日常茶飯事だ。先に人が降りてから乗りましょうというマナーはあるけれど、朝の通勤でそれを守らない人が多くいる。
私は特に腹が立つこともなく、そのまま改札を出て会社に向かった。

仕事

私は会社でインハウスデザイナーという職務についている。
ざっくりと言うと、パソコンを使ってインターネット関連の業務を毎日こなしている。

上司「では、今日も1日お願いします。ゴホッゴホッ!!」

上司は冬になってから咳が止まらない。風邪というわけではなく、乾燥すると出るらしい。

(今日も咳がすごいな。)

もちろん心配しているが、最近1分に1〜2回は大きな咳をしており、それが1日中鳴り止まないのでさすがにまいっている。
1時間に換算すると60〜120回。平均をとって90回とすると……

(この人は1日で700回近く咳をしているのか。しかも職場だけで。)

ゴホッゴホッ!!
ゴホッ!げほっ!! グァホッ!!



A:右ストレートでぶっとばす
B:上司、大丈夫ですか? 少し病院に行かれた方がいいのでは?
C:これは与えられた試練かもしれない。騒音へのスルー力を身につけるということか。

Aはない。手を出してはいけない。人間には言葉という相手に伝達する術を持っている。

しかしだからといって、このイライラを抑えるのもどうしたものかと考える。
咳さえなければ、頑張り屋の上司なのだ。

Bも選ぶことはない。病院に行ってなんとかなるのなら、すでにそうしているだろう。
それに今の私に優しい言葉をかける慈善の心はまったくない。

私は、これが自分の成長につながる機会なのかもしれないことにした。
もしかすると今後騒音を気にしないでも生きていけるようにスルー力(意味合いは違うが)を鍛える時期なんだと。

そんなことを思いながら、黙々と仕事をして時間が経った。
とくに大きな事件もなくお昼を迎え、また仕事に打ち込み、1日が終わった。

家に帰り、妻が作ってくれた晩ご飯をいただく。

(みそ汁が美味しい。やっぱり美味しい。)

この前からみそ汁の味か何かが変わった気がしている。美味しいのだ。

私はだいたいの料理を美味しいと感じるが、味音痴というわけではない。不味いのハードルが低いだけで、美味しさの上下は分かっているつもりだ。

A:「美味しい。」
B:「なんか最近みそ汁が違う気するんだけど?」
C:「どれほどの代償を払えばこれだけの味噌汁を・・!!!」

美味しい。それだけが口から出た。
なんともシンプルな感謝の言葉だ。ご飯を作ってくれた人に敬意を表するどストレートな表現。

いや、だがしかし話の広がりようがなく面白みもない言葉を選んだのかもしれない。

そうこうしていながら、食事を終えてお風呂に入り、パソコンを開いた。
そう、このブログを書くためだ。

人は人生を大きく変える岐路に立つと、選択肢というものを強く意識する。
しかし普段の何気なく過ごしている日常も、どこかで瞬時に選択肢の中から選んでいるだ。

今でも、このままパソコンを放り投げることも、寝ることも、死ぬことも、生きることも、なんだって選択肢の中に挙げられる。
ただそれを頭の中にわざわざ並べないだけで、行動や思考を制御して、生きているのだ。

「人生は選択の連続である」
シェークスピア

自分の持っている選択肢によって、見える世界は変わる。映る景色は苦しくも美しくもなる。
そして、選ぶのは自分だ。

今日も選んで、生きたのだ。

A:ブログを一晩寝かす。
B:投稿する。

to be continued.

 - ブログ

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