インド旅行が「ミニマリストの生活を加速させる」
2015/10/14
By 雲井 あき
【バックパッカーとミニマリストは近いものがあると、ヒゲは言う】
インドは日常がシンプル、いや、シンプルライフってなんだっけ?と思うような国。
今までインド旅行などブラブラと旅をしてきて、ミニマリスト生活や持ち物に対して改めて感じたことを書きます。
特に考えは変わらないことも、見る角度が変わったことも、適当に。
捨てることもするけど「消耗する」方が多くなった
デリーやバラナシなどいろいろ旅をしましたが、私が出会ったインド人の多くは“日本人が当たり前に持っている物”、例えばパソコンや電子レンジ、カードケース、自転車、ポーチ、カメラなど所持していません。
もちろん街の経済状況や人により偏りはありますが、“ミニマリスト的な物を持たない”のではなく、物がない。売ってもいません。
持たない暮らしが「普通」という感覚。
だから、必要のない物・使わない物は捨てるというよりも、必要な物が使えなくなって、やがて「消耗する」という感覚で物を見ることが多くなりました。
「物」ではなく「方法」でどうにかする
インドのトイレの仕方は、紙を使わずに“置いてある桶の水”を手ですくい、お尻を水で洗い流すのは有名な話。
まぁトイレットペーパーも売っているのでインド旅行中の日本人や欧米人はそれを買って使用していますが、それに頼らず「もともとある水」を使えば、いろいろ事足りるとか、そういう感じのことです。
そしてバックパッカーなら経験したことある人も多いかもしれませんが、ゲストハウスの布団や毛布って薄いことが多い。だから気温が低い夜はダウンジャケット着用のまま寝たりもします。日本生活の冬でも私はそう過ごしています。
ダウンジャケットのほかにもミニマリストの持ち物「寝袋で寝ると世界が変わるよ!」1個あると超便利にも書いていますが、ミニマリスト御用達のアイテム「寝袋」も使えます。
毛布を持たなくても、ほかで補えます。
あと洗濯機がないなら風呂場で洗う!これもいいですね。
今あるもので、方法を考えてどうにかなるものです。
欲しいなら「物」が増えてもいい
前に持たない暮らしを実践「結果、どっちでもよくなった」で、“物を減らすのもいいし、あってもいいし”といったようなことを書きましたが、服も靴もいつでも捨てられるなら、使うか分からない物でも、持っていてもいいなと思えるようになりました。
そして逆に、頻繁に使っていたりお気に入りのものが無くなっても、まぁ仕方が無いかと。
これはインド旅行だけではないですが、旅をしていると大切な物や高価な物が無くなることはあるので、それで物への執着が薄れたのでしょう。
「まぁこれも縁かー」と。
価値の「常識」はいくらでも変えられる
上に書いたように、例えば高価な物がなくなっても仕方の無いと割り切れるということです。
高価な物が無くなると悲しい。
ではなく、
高価な物が無くなると、自分には縁がなかったかww笑
といったような感じです。
これがシンプルライフなのかどうかは分かりませんが、一般的に価値のある物でも、そのときの自分にとってどうなのか。まぁ生きているだけでいっか。と。
平和な日常と健康なだけで他マジで何もいらないわー
「駅員さんも信じられないな!」なんてことはインド旅行をしていると、よくあります。
言葉も満足に通じず、誰も知り合いがいない人達の中でトラブルが起きてしまうと、日本にいるときとの”それ”とはまったく違います。
「あれ、これ…私、だだだ大丈夫?」みたいな。
そんなとき、必要なものは平和な日常生活と健康だなって思い知らされます。
インド旅行とミニマリストの生活や持ち物まとめ
インド旅行によって、やがて物は使い切るんだという視点で物事を見ることが多くなりました。
それにより、「大事だと思っていたもの」「これは捨てられない物」が減りました。
また物が無ければ方法や仕組みを考えるといったことに拍車がかかったことに対し、手に入れられる物なら買えばいいや、増えてもいいやって思うようになりました。
インド旅行でも変わらなかったことは、それ以外のこと。
でも、いつかは今の考え方も変わる。
インドって適当で面白い。じゃあね!Kumoiより。
【ご飯はみんなで食べると美味しいね!】
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